2013年12月2日月曜日

ビアンテ・グランツの安全装置

TCS

トラクション・コントロール・システム

滑りやすい路面での発信や旋回加速時に起こる駆動輪の空転を防ぎ、適切な駆動力と操縦性を確保する装置。

DSC

ダイナミック・スタビリティ・コントロール

滑りやすい路面での走行時や急激なハンドル操作による横滑りを抑えるための装置。
ABSやTCSなどにより、ブレーキやエンジンの出力を自動で制御して安定性を確保するものです。


このTCS/DSCにはOFFボタンが付いています。安全装置だから特にOFFにする機会などなさそうで
すが、ぬかるみや新雪などからの脱出時にTCSが作動し、アクセルペダルを踏んでもエンジンの出力が上がらずに脱出できない時の為にOFFボタンが用意されています。


HLA

ヒル・ローンチ・アシスト

i-stop装備車に搭載される、坂道発進を補助する装置。
坂道で止まった時、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み変える際に後ろに流れるのを防ぎます。
セレクトレバーが前進のときは上り坂で、Rのときは下り坂で作動します。

ブレーキが利くのは約2秒です。

約30度の急坂で試してみましたが、ブレーキを離してもピタッととまっていて発進には何の不安もありませんでした。MTからの乗り換えで、坂道で流れるのを心配していましたが、全く問題ありません。

MTではヒール&トゥやサイドブレーキを駆使してスタートしたものです。サイドブレーキを使わずにスタートするのがこだわりでした。急坂は緊張感があり、上手いことやってやる、と気合が入ったものです。


グランツになり、楽でいいですが、できることがまた一つ減ったような気もして寂しくもあります。

ABS

アンチ・ロック・ブレーキシステム。

滑りやすい路面での制御時に起こる車輪のロックを防いで車の方向性を保ち、操縦性を確保する装置のことです。

普段なかなか使う機会はありません。人気のない駐車場などで急ブレーキをかけてみると、体感できるので一度試してみることを勧めます。ブレーキペダルを「ガクガクガク」と押し返してきます。とっさのときにやられるとびっくりするかもしれません。ブレーキを緩めることで、タイヤがロックして滑っっていくのを防いでいます。

なお、低速(約10km/h以下)では動作しません。

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